今回のテーマは【東京女学館小学校】です。
日本の伝統文化を重んじる校風
東京都渋谷区広尾という一等地に所在する無宗教校・東京女学館小学校。併設の中学・高校ともに採用されている白いセーラー服により「渋谷の白鳥」という愛称で親しまれています。小学校はスカーフの色が赤、中学高校は青です。
渋谷というおしゃれな立地にあり、教育内容の基本柱は日本の伝統文化を重んじる内容になっています。
▼リーダーシップの教育
▼学び続ける力の教育
▼アイデンティティーの教育
東京女学館小学校の学校説明会で印象的だったのは「学校(教室)は間違う場所である」という校長先生のお言葉です。お受験の準備をしているとどうしても、間違うことやできないことに抵抗してしまうものですが、東京女学館小学校では先生方が率先してこのような言葉がけを子供たちに行うことで、間違うことは怖くないのだという雰囲気づくりを心掛けていらっしゃるそうです。
間違いが怖くなると学びへの意欲が削がれます。異文化の理解や需要も、寛容さがなければ難しいです。学び続け、多様な文化を受け入れる器を持つ国際的リーダーの育成が、学校のめざす人間像といえます。
行動観察がネック!協調性重視
東京女学館小学校の考査内容は
▼ペーパーテスト
▼集団テスト
▼個別テスト
▼運動テスト
▼保護者面接(考査日前)
このうち、特徴があるといえば、集団テストにて課される親子課題です。軽微なものではありますが、受験生の保護者同士での話し合いの場も設けられるなど、集団での親子の関わり合いを見られます。
これは上記で触れた「リーダーシップの教育」に通じる考査内容といえます。学校行事や課外活動、グループ学習などの教育活動で、自分自身の役割意識や責任感、協力する姿勢や思いやりなどを持てる子どもであるか、またそのような子どもを支え教育できる保護者であるのか。
東京女学館小学校の重視するところは、生活力や(人間的な)教育力といった【家庭力】といえそうです。
第一志望なら一般入試とAO入試の併願がマスト
受験回数を増やす=チャンスを増やすためにも、東京女学館小学校を第一志望とするご家庭は、AO入試と一般入試の併願は絶対です。
AO入試では、保護者と紹介者それぞれの推薦状を用意する必要があります。保護者はもとより、紹介者の推薦状は記述項目が多いため、なるべく早く紹介者を見つけ、記入の依頼をしましょう。
ちなみに、紹介者は東京女学館小学校卒業生であればそれに越したことはありません。しかし、たとえOGの知り合いがいなくとも、幼稚園・保育園の先生、幼児教室の先生に依頼することでクリアできます。
ちなみに、AO入試合格者は合格後、必ず入学することが条件です。
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