2022年度入試結果・ジャック幼児教育研究所編

投稿者: | 2022年1月9日

こんにちは。コートやマフラーなどフル装備が必要な寒さが続いていますね。先日遂に関東でも積雪がありました。

娘の通う幼稚園も、もうすぐ始業式。大好きなお友達みんなが元気な顔であえるといいなと思います。

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11月中旬ごろから、我が家がお世話になっている幼児教室の一室にて、毎年恒例の合格校&合格者名の貼り出しが始まりました。

このお教室に通い始めて4年になりますが、今年は去年より貼り出しが遅く感じました。例年ですと、10月の神奈川校が終わって1~2週間後には、華麗なる合格実績がズラリと並んでいたはず…

タイミング的には、慶應横浜初等部の二次試験終了後でしたので、もしかしたら、横浜初等部や国立大附属を受験するご家庭に対する配慮だったのかな、と。(我々の在籍する教室では、国立大附属を受験するご家庭は例年数えるほどしかおりません。)

やっぱりね、合格ひとつもらっちゃうと、都内第一志望だったとしても「もういいかな」ってなっちゃうご家庭もあると思いますよ。大学受験でもおなじでした。国立大学が第一志望だったのに、早慶から合格通知が届いて以降、国立大前期試験の勉強に身が入らなくなった、なんて生徒は一定数おりました。

それに、残念ながら神奈川校も東京校も全滅で、難関の慶應早実や国立を控えて後がないご家庭が、お教室で一緒に学んだあの子やこの子の合格を知って追い詰められてしまう、とか。

小学校受験は情報が少ないため、中学受験、大学受験に比べて不確定要素が大きいです。

そんなお受験の最後の最後でモノを言うのは、メンタルの図太さ、そして、健康。

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さて、2022年度入試の合格速報を数回にわたってご紹介。今回はこちら。

ジャック幼児教育研究所~幼稚舎早実合格請負塾?!

https://www.jac-youjikyouiku.com/special/report/

小学校受験界において知らない者はいないこちらの大手塾。慶應幼稚舎が70人越えです。早実も例年通りといいますか、やはり凄まじい…!!

一方、神奈川の難関校・横浜雙葉は…なにかの間違いでは?!という数字です。現時点ではまだ確定ではありませんが、合格者数は昨年の半数程度です。

ひとつの見方として、ジャックに通われるご家庭は、たとえ神奈川在住であっても東京校を第一志望としていることが多く、またジャックも東京校に強いことは過去の合格実績を見れば明らかです。

受験者数が増えたとしても、幼稚舎や早実の合格者数が例年並みであることからも、ジャック全体で横浜雙葉を受験したご家庭が減少した、と予測することは可能です。

横浜雙葉大幅減に見るお受験地殻変動

神奈川校は東京校よりも早くに入試解禁となります。横浜雙葉のみならず、精華小学校や洗足学園小学校などは、東京校を志望する受験生の併願先として人気です。たしかに、横浜雙葉や精華の過去問はなかなかの難問ぞろい。本命校としても併願校としても、バランスの取れた対策ができます。

しかしながら、コロナ禍2年目の今回は、受験者数が伸びた学校が多かったです。横浜雙葉も昨年より2割増。

コロナ禍における公立不信から小学校受験を志すご家庭が増え、それによってお受験全体の分母(受験者数)が増えました。そして、コロナ前には併願扱いだった横浜雙葉に「本命受験生」が殺到。ジャック以外の幼児教室の横浜雙葉の合格者が、神奈川が地盤の「理英会」や女子校を得意とする「こぐま会」を中心に伸びています。

ただ、忘れてはならないのが「合格者数=幼児教室の優劣」ではないということです。

幼稚舎合格者数全国一! を謳う幼児教室が仮にあったとしても、その合格者数〇〇名のうちのひとりに我が子が入れる確証はどこにもありません。中学受験では、合格者数ではなく合格率を見よ、という傾向も一時期流行りましたが、これも結局は同じ。全体の合格率と我が子の合格率はイコールではないのです。

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\ 応援よろしくおねがいいたします!/ 今年もよい年になりますように。

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